階段の形を変えたり、新しくしたり【50代リフォーム:75】

階段について考えるにあたり、階段そのものというより、階段によってつながっている上下階が、生活のどのような場になっているかを一度整理してみましょう。

階段が上がり下りしやすくなれば、いままであまり使われていなかった2階の部屋も有効に使うことができるようになるかもしれません。

階段まわりのスペースに余裕があるかにもよりますが、意外と階段はリフォームすることができる場所です。

一段増して上がりやすくする、生活動線に合った場所に付け替える、階段を新しくつくるなど、考えられる方法はあります。

まずは、理想の階段像を描いてみて、現実をどれだけ理想に近づけていけるかについて、建築のプロの智恵を利用することが何よりの近道でしょう。

【階段のリフォーム】

●地下と1階を結ぶ階段を新しくつくった例
鉄筋コンクリートの床に穴をあけ、構造補強をして階段をつくった。その際、浴室、トイレなども移設して、広さ、機能ともにより充実したプランになった。

●急な直線階段を曲がり階段にしたした例

吉田紗栄子、寺林成子著『50代リフォーム 素敵に自分流』(財団法人 経済調査会)より
PHOTO©SHINZO HIRAI/a.collectionRF /amanaimages
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