リフォームでダイエット【50代リフォーム⑭】

60年同じ家に住み続けた両親が残した家財の片付けを業者に依頼したところ、150万円と言われたという人がいます。この人は、子どもにも手伝ってもらって、家族3人で片付けることにしたのですが、トラック代や引き取り代などで結局同じくらいかかったそうです。

「その上体力は使い果たすし、その間仕事もできなかったので、かえって高いものになったわ」と苦笑していました。

リフォームは、不用品を整理する絶好の機会です。リフォームの前に整理しておかないと、収納をいくら作っても、すぐ埋まってしまいます。トランクルームを借りる方法もありますが、費用がかかります。物を置くスペースを家賃に換算してみると、愕然とするはずです。不用品に占拠されている場所を、生活空間として有効に使いましょう。

「思い出とゴミは紙一重」と言われても、物にこだわっている人は、なかなか捨てることができません。でも、物が増えれば収納スペースが多くなり、逆に収納スペースが多くなると物も増えるという悪循環をお忘れなく。

どこまで物を整理できるかで、リフォームのプランも変わってきます。しかも物が少なくなれば、住みながらの工事も楽になります。

体力のある50代のうちに、残す物と捨てる物の整理をしておきましょう。目安として、3年使用しなければ思い切って処分するのも一案です。

リフォーム後は、少なくとも1年に1回、家中を整理して、物に空間を支配されないようにしたいものです。

 

写真:八潮のシニアリノベーションより
吉田紗栄子、寺林成子著『50代リフォーム 素敵に自分流』(財団法人 経済調査会)より
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