板橋の家[1]住みなれた土地に暮らすことの意味、母と娘のやすらぎの家

板橋の家

ケアリングデザインが、西武池袋本店「STAGE NEXT」(現・くらしのデザインサロン)で手掛けた住まいづくりの事例をご紹介いたします。

板橋の家

今回ご紹介するのは、「板橋の家」。
50代のMさんは実家の沿線のマンションで一人暮らしでしたが、お兄さんご家族が近隣にお住まいとはいえ、高齢で一人暮らしとなったお母さまのことを考えて一緒に暮らすことを決意。実家のリフォームを決意されました。

ご実家は、築40年の一戸建て。長年住みなれた土地にはご家族の思い出も多く、当初は「お母さまが使いやすいようにリフォームで増築を」と考えられました。しかし耐震面での問題もあり、結果的に新築として建て直すことになりました。

お風呂好きのお母さまのための浴室

板橋の家

こだわったのは、大のお風呂好きのお母さまのための浴室。
クリアガラスは、広く見えるだけでなく見守り面でも安心です。半身浴ができるバスタブは、お母さまをショールームにお連れして、実際に何度も入ってサイズ感や高さを試していただきました。

板橋の家

Mさんはインテリアがお好きで、海外ホテルのバスルームのようにシンプルで洗練された雰囲気にしたいと考えていました。真っ白でシンプルなバスルームには、真っ赤なタオルウォーマーが効果的に取り入れられています。タオルウォーマーは見映えだけでなく、洗面所からバスルームへの気温を一定に保ち、毎日お風呂に入るのが好きなお母さまのために、安全な入浴シーンを実現しています。

洗濯機を隠すことで、洗面所をクリーンなイメージに

板橋の家

洗面所を中央に、右手にバスルーム、左手にお母さま用のトイレをレイアウト。
トイレには扉をなくし、将来車イスを使うことになっても入れられる余地を確保しました。
写真手前は、洗濯機を格納した造り付けの棚と扉。雑多になりがちな洗面所がクリーンなイメージで統一できます。

撮影:樗木美紀

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