展覧会『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』

2022年9月17日(土)から、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が始まりました。

1881年、フィンランド南部イッタラ村のガラス工場からスタートしたイッタラ。本展は、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクら、建築家やデザイナーとともに生みだしてきたプロダクトの歴史を、450点以上の作品を通して紹介する日本初の大規模巡回展です。

オイバ・トイッカによる《バード バイ トイッカ》コレクション ©Iittala

見応えのある内容ですが、中でも日本のデザイナーとイッタラの関わりに関しても、ミナ ペルホネンの皆川明氏や隈研吾氏の撮り下ろしのインタビュー映像で紹介されているのが楽しみです。

また、本展を記念して復刻されたアアルト ベース「クリア1937」が、展覧会限定アイテムとして販売されることも話題のひとつ。アアルト ベースからイッタラのプロダクトを知ったという人も多いのではないでしょうか。Bunkamura ザ・ミュージアム展示室内特設ショップを始め、イッタラ表参道 ストア&カフェなどでも販売されています。

展覧会限定アイテム《アアルト ベース「クリア1937」》 ©Iittala

 

アアルト ベースの木型、ガラスの吹き竿、職人のベンチ ©Iittala

 

東京での展覧会は11月10日迄ですが、その後は島根、長崎、京都へ巡回します。
巡回展共通HP https://iittala.exhibit.jp/

 

『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』

北欧デザインのパイオニア、フィンランドのライフスタイルブランド、イッタラの創立140周年を記念する展覧会。ヘルシンキのフィンランド・デザイン・ミュージアムで2021年に開催された企画展を基に構成する本展は、アイノとアルヴァのアアルト夫妻やカイ・フランク、オイバ・トイッカなどフィンランドを代表するデザイナーたちによる革新性に富むガラスや磁器のテーブルウェアやオブジェ、資料を通して、イッタラのアートの創造性、歴史や美学に迫ります。

会期:2022年9月17日(土)〜2022年11月10日(木)

会場:Bunkamura ザ・ミュージアム

住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F Google Map

時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。また、新型コロナウイルス感染症対策のため、入場制限や入場日時予約が必要となる場合がございます。ご来場の際には Bunkamura HP にて最新情報をご確認ください。

休館日:9月27日(火)

観覧料:一般 1,700円  大学・高校生 1,000円  中学・小学生 700円

URL:【Bunkamura HP|イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき】https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/

主催:Bunkamura、フィンランド・デザイン・ミュージアム、朝日新聞社

特別協力:Iittala

後援:フィンランド大使館

お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

 

ケアリングデザインNetでは、北欧視察でアアルトのアトリエと自邸を見学したときのレポート記事もご紹介しています。

アルヴァ・アアルトのアトリエ STUDIO AALTO

アルヴァ・アアルトの自邸THE AALTO HOUSE

 

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