Stay Comfortable—風の道【50代リフォーム:58】

いつまで続くのかわからない新型コロナ感染症との戦い。

この辛い状況を少しでもやわらげて心地よく暮らすためにも、一度我が家をじっくり観察してみましょう。

感染症予防には、換気が重要だと言われています。家の中に風が通るかどうか、「風の道」を考えてみましょう。換気には空気の入口と出口が必要です。

せっかくある窓が大きな家具で塞がれていたりしないでしょうか?

「風の道」は、これからの季節、特に大切です。家の中に風が通れば、エアコンを点けっぱなしにしないで済むかもしれません。

人にも建物にもやさしい風の道

現在のサッシュは、背が高く、換気小窓というものがありません。
昔の日本の家には、床近くにある地窓や開閉できる換気小窓などで、うまく「風の道」をつくっていました。リフォームする際に、もう一度窓の位置を確認し、場合によっては窓を増設する選択もあります。

東西南北に窓を設けて風が通るように設計した「板橋の家」

板橋の家3 風が通っていく家を心がけた設計

外出を自粛して、家族全員が一日中顔を突き合わせていなければならない息苦しい今のような状態。毎日窓を開けて風を通すだけでも、気持ちや部屋の空気がさっと切り替わります。

いわゆる「嵌め殺し」と呼ばれる固定して開閉できない窓は、デザインや明かり取りにはいいかもしれませんが、五感に心地よい家を考える上ではおすすめできません。

こうして感染症というひとつの災害に直面したとき、いままで私たちがどれほど五感をフルに使って暮らしていたのかということがよくわかります。どの家にも「風の道」をつくりたいものですね。

家で過ごす時間が長い今こそ、家の中の「風の道」を考えて、次のリフォーム計画に活かしましょう。

 

#StayHomeStayComfortable

PHOTO© IDC/amanaimages
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