すっきりとはいかない洗面室【50代リフォーム㉕】

洗面室は、隣接する浴室やトイレと合わせてリフォームをしたいという要望が多い所です。生活スタイルや価値観がはっきりしてきた50代なら、単に洗面化粧台を入れ替えるだけでなく、これからの暮らしの中でどんな機能を洗面室に組み入れるかを見直していくチャンスです。

洗面室がすっきりといかないのは、歯ブラシ、化粧品、タオル、浴室に関連する買い置きなど、種々雑多なものが置いてあるからでしょう。それに加えて、一般的には洗濯機や乾燥機も近くにあることで、洗剤、柔軟剤なども置くことになるからです。

マンションで、洗面室を通ってトイレに行くプランでは、来客の目に触れる場所ともなり、すっきり感をもたせたいところです。

空間を広げられなくてもきちんと収納できればリフォーム効果は発揮できますし、洗濯機も収納の中に組み込んでしまえば一層すっきり感が増します。

最近は、洗濯機と乾燥機が一体になったものを希望する方が増えています。洗濯機の上部を収納として使えるほか、濡れて重くなった洗濯物を移動しなくてすむというメリットがあります。

洗面室の物干しが欲しいという要望もよく聞きます。ロープや棹のほか、天井付けタイプの物干しもあります。下地補強が必要ですから、リフォームのときに取り付けるとよいでしょう。

暖房も必至アイテムです。狭い空間なので、壁埋め込みタイプや、足元用の幅木埋め込みタイプ、床暖房がおすすめです。

吉田紗栄子、寺林成子著『50代リフォーム 素敵に自分流』(財団法人 経済調査会)より
PHOTO©IDC/a.collectionRF /amanaimages
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