健診と検診の違い?

皆さんは、おなじ読みかた、“けんしん”ですが、健診と検診の違いをご存知でしょうか?

健診は、受診者の健康状態を大まかに調べるために行われるもので、項目は、身長・体重・視力・聴力・血圧など短時間で比較的簡単にできるものばかりです。そのため、健診では隠れている病気を特定する事まではできません。しかし、病気発見の手掛かりになり、予防医学の一次予防とリンクすると考えられます。

なお健診には、個人の意思に関わらず必ず行わなければならないものと、個人の意思で自由に受けることのできるものの2つに大別されます。その一つが、法定健診です。具体的には企業が労働者に対して年に1度もしくは2度必ず行わなくてはならない法定健診(定期健康診断)がそれであり、怠った場合には罰金の支払いを要求されることもあります。もう一つは、任意健診です。任意健診とは、個人の意思で受けることのできる健康診断のことであり、代表的なものに人間ドックがあります。人間ドックの検査項目は全部で100近くもあり、受診者はその中から受けたいものを自由に選択することができます。また、CTなどの医療機器を使った精密検査も行うため、体の細部までを詳しくチェックする事ができ、病気の早期発見に役立ちます。

健診に対して検診は、ある特定の病気を見つけるために行われる検査のことです。つまり、予防医学の「二次予防」にあたるもので、健診とは目的が大きく異なります。例えば、「がん検診」などが、検診の代表例として挙げられます。癌は体のさまざまな場所に悪性の腫瘍ができる病気です。そのためがん検診は、癌がどこの臓器に発生したかによって胃がん検診・肺がん検診・大腸がん検診といったようにコース分けがされています。また、女性のみがかかり得る癌(乳がんや子宮がん)専用のコースや、男性のみがかかり得る癌(前立腺がん等)専用のコースも設けている場合も多く、それぞれの目的に合わせて選ぶことができます。

是非、皆さんも自身の年齢、家族歴、家庭環境を考えての健診もしくは検診をお勧めします。

この記事をSNSでシェアする

関連記事

デザインヒーター(タオルウォーマー)