“ケアは美しい道具をさがしていた”

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平成 25 年 6 月 6 日、インテリアデザイナーの方々と一緒に一般社団法人 ケアリングデザインを設立しました。この法人では、デザイン性・機能性ともに高く、使い手の幸福に貢献する道具家具や空間の美しい調和をケアリングデザインと称しました。ケアリングデザインをもって人々の暮らしの豊かさを実現することを目的とします。

平成 12 年 4 月に介護保険が導入された当時は、デザインどころではあり ませんでした。杖、車椅子、ベッド、住宅改修どれをとっても、まずは商品を提供することで精一杯でした。介護保険施行 14 年が経ち、団塊の世代も介護を要することとなり、デザインへの要望も高くなっています。ある意味、“ケアは美しい道具をさがしていた” ともいえます。

そんな、社団法人ケアリングデザインに私も監事として参加させていただいています。3年前に名古屋で、“在宅医療から見た住宅” というテーマで 講演をさせていただき、そこに参加されていた代表理事の小野由記子さんと知り合いになりました。その後、大阪で JID 日本インテリアデザイナー協会のフォーラムで話をさせていただき、御縁つながりで今回の社団法人設立となりました。

社団法人の理事は、インテリアデザイナーの小野由記子さんを代表理事に、コピーライターの岩崎俊一さん、一級建築士の吉田紗栄子さん、看護学科教授の横井郁子さん、介護支援専門員の奥恵子さんと多彩です。医療業界以外の方々との交流は、とても刺激的です。特にデザインに関わることは、自然に “快や不快” を意識することになります。考えてみると認知症予防の観点からも、脳の扁桃核を刺激して効果的と思われます。

これからは、一般社団法人ケアリングデザインのさらなる発展のために尽力することで、自分自身の認知症予防につなげていきたいと思います。

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