福祉用具/段差解消機・リフト【50代リフォーム⑧】

心身の機能が低下した高齢者や障がいのある方の日常生活で、支障になることを軽減したり、利便を図るために使う道具を、福祉用具といいます。福祉用具には、機能訓練のための用具、杖や車いす、電動ベッドなどがありますが、段差解消機もそのひとつです。

車いすを利用する場合、家の中と外の地面とに高低差があると、そのままでは出入りできません。

一般的に木造住宅では地面からの湿気に対処するために、最低でも45㎝の高低差をつけています。道路面と敷地とに高低差がある場合は、その高低差もなんらかの方法で解消しなければ外出することができません。

床面と地盤面の高低差がスロープによって解消できない場合には、段差解消機を設置することもひとつの方法です。

玄関土間から床までの段差を解消する段差解消機。土間と同じタイルを貼って違和感をなくしています。ダンサスケットEDS-1-4TP(大邦機電有限会社)

ダンサスケットEDS-1-4TPが上昇した状態(大邦機電有限会社)

段差解消機は130㎝程度の高低差までなら、幅100㎝、長さ120〜160㎝(上がる高さによる)のスペースで取り付けることができます。既存の住宅にも比較的設置しやすい機器です。

住宅の玄関やテラスなどに設置して、段差解消機の上に車いすごと乗れば、機械が室内の高さまで持ち上げるので、家の中と外との出入りが容易にできます。屋外に設置するときは、屋根をつけるとよいでしょう。

 

写真提供:大邦機電有限会社

段差解消機 ダンサスケットEDS-1-4TP
標準仕様(屋内):幅900×長さ1,100×高さ150(mm)
ピット深さ:170(mm)
段差解消能力(昇降高さ):40cm以内

※詳細はメーカーにお問い合わせください。
※価格に工事費は含みません。
※商品の価格・仕様・外観は、予告なく変更される可能性があります。

吉田紗栄子、寺林成子著『50代リフォーム 素敵に自分流』(財団法人 経済調査会)より
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吉田 紗栄子
70の手習い。ついにブログを書くことになりました。この道を志して今年で50年。6年後の東京オリンピッ...